中之条 暮坂峠

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暮坂峠

 草津方面に抜ける交通の重要な役割を果たしてきた暮坂峠は、古くから人々の往来が頻繁に行なわれ、現在は、「日本ロマンチック街道」となっています。鎌倉時代に源頼朝が、三原野に狩りに出たときに建立したと伝えられている石像も、この道の長い歴史を感じさせます。
 中之条町と六合村の境で標高1,088メートルに位置するこの峠は、四季折々の景色が楽しめます。特に牧水の旅した紅葉の頃は、鮮やかな景観を誇っています。

 大正11(1922)年10月20日、若山牧水は草津から沢渡温泉へ向かう際に、暮坂峠の素晴らしい景観に感動し、『枯野の旅』を残しました。昭和32(1957)年、町田浩蔵氏を中心に、牧水を敬愛する人々が詩碑を建てました。
 「枯野の旅」が刻まれた碑の上に、マントを羽織った旅姿の牧水像は、西常雄氏(新製作協会)の作品です。この詩碑は、暮坂峠のシンボルとして、訪れる人々の深い感動を呼んでいます。
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