中之条 四万の甌穴

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四万の甌穴(おうけつ)

 四万川の川底にあいた大きな穴で、昭和46年12月22日に県の天然記念物に指定されました。甌穴とは、川の渦巻き状の流れにより、石や砂が同じところを回り、川底の岩盤と接触して侵食されてできた丸い穴です。数万年もの長い年月を経て、自然が作り出した芸術ともいえます。ここには、大小あわせて8個の甌穴があります。四万秋鹿の秋鹿橋から下流約130mの間に、みごとな甌穴があります。はっきりわかるものは直径23p〜1.5mで深さが35p〜1.5m、直径45p〜2.9mで深さが40p〜1.5mといったもがあります。

 先代の関善平さんが県議会議員だった頃、視察先の岡山県奥津町で、奥津渓谷にある国指定天然記念物を見た時に、「このようなものは四万川にもある」と、帰郷後に早速、群馬県教育委員会の調査員に来てもらいました。
 四万温泉協会の長井久夫氏や荒井由平氏ほかの方々と、流れの瀬を変えたり、穴の水をくみ出したりと大変な作業をして調査を行なった後、中之条町教育委員会が天然記念物指定申請書を提出し、昭和46(1971)年に群馬県指定天然記念物となりました。

昭和46(1971)年12月22日・指定
所在地 中之条町大字四万3520

国道353号沿いの四万川に大小8個の甌穴が見られます。大きいものは口径8m、深さ3.2mを越えます。数万年もの年月をへた自然の驚異的産物です。
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